SCARECROW RETURNS

個人的な映画鑑賞記録と、甘口のゆる~い感想

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プリズナーズ (2013年・米)

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★色々な意味で、みなさん囚われていました★

ブログネタ(観た映画)が溜まっていく一方でアップはまだまだ先になりそうですが、先日X-MENの新作を観てきました。
その公開に合わせて、主演のヒュー・ジャックマンがまたまた来日していましたが、テレビで見るヒュー・ジャックマンは相変わらずの『いい人』で…テレビ局のおかしな(?)インタビューにも笑顔で対応していました。
そんないい人全開のヒュー・ジャックマンがひたすら怖かったのが、この映画『プリズナーズ』。

映画のキャッチコピーは【愛する娘を奪われた時、父が踏み越えた一線とは】ですが、一線どころか走り幅跳びの世界新記録並みに大幅に超えちゃってました。


■あらすじ■
ペンシルヴェニア州ののどかな田舎町。感謝祭の日、工務店を営むケラーの6歳になる愛娘が、隣人の娘と一緒に忽然と姿を消してしまう。警察は現場近くで目撃された怪しげなRV車を手がかりに、乗っていた青年アレックスを逮捕する。しかしアレックスは10歳程度の知能しかなく、まともな証言も得られないまま釈放の期限を迎えてしまう。一向に進展を見せない捜査に、ケラーは指揮を執るロキ刑事への不満を募らせる。そして自ら娘の居場所を聞き出すべく、ついにアレックスの監禁という暴挙に出てしまうケラーだったが…。
<allcinema>


映画の冒頭で、息子と狩りをする主人公。獲物を前に祈りを捧げます。
そんな冒頭にも表れているように、根底には宗教(キリスト教)的な考えがある物語です。この辺の感覚はズブズブの日本人宗教観の自分にはちょっと弱いところです。
ただ、別に説教臭い物語ではありませんし、その点を除いて純粋にクライムサスペンスとして興味深い作品でした。

娘を誘拐された主人公(ヒュー・ジャックマン)が、容疑者を監禁し暴力で口を割らせようとする…この描写がこれでもかと言うほど長いので、人によっては眉を顰める話なんですが、この主人公に感情移入できるかできないかでも感想は変わってくるでしょう。

prs03.jpg 狂気なのか? 当然なのか?


ダメな人はとことんダメだろうな…。(そんな方は同じく子供を奪われた父親でありながら対照的なテレンス・ハワード目線、または刑事役のジェイク・ギレンホール目線でどうぞ。)
どこかで読んだレビューで「子供がいる人といない人では感想も変わる」と書かれていましたが、確かにそれもあるかも。

個人的には…誰かに感情移入するというより冷静に物語推移を観ていたので(あえて言えばジェイク・ギレンホール目線かな?)、伏線の張り方や物語の纏め方の上手さに感心した…っていうのが正直な感想でした。


さて…出演者について。
冒頭でも書いたように、今回のヒュー・ジャックマンはひたすら怖かったです。
でもそれ以上に(違う意味で)怖かったのは犯人と目された青年・アレックス役のポール・ダノ。
彼の演技力というか存在感というか…ひたすら不気味で怖い。或る意味、主人公よりもポール・ダノに釘付けでした。

prs04.jpg 狂気の引き立て役?

刑事役のジェイク・ギレンホール。基本は冷静沈着で、それゆえに子供を誘拐された父親にはイラつく存在で…。彼が抑えていた分、ヒュー・ジャックマンの「狂気」が引き立ってました。

prs05.jpg

相変わらず中途半端な善人風(あくまで風)役のテレンス・ハワード。たまには暗黒面に落ちたところも見たいぞ。
妻役のヴィオラ・デイヴィスの「やっちゃいな」的な発言ぐらいは聞きたかったぞw
一方、ヒュー・ジャックマンの妻役のマリア・ベロはちょっと存在感が薄かった気が…。

で、逆に出番こそ少ないけど存在感たっぷりだったのがアレックスの叔母役のメリッサ・レオ。
いや、正直言って登場しても誰だかわかりませんでしたw うーん、凄いっ! 

prs02.jpg 誰だっ!? おまえは!

上映時間はそこそこ長い(約2時間半)作品ですが、なかなか見ごたえある作品でした。


■プリズナーズ
 PRISONERS
 2013年・アメリカ映画
 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
 出演:ヒュー・ジャックマン(ケラー・ドーヴァー)
    ジェイク・ギレンホール(ロキ刑事)
    ヴィオラ・デイヴィス(ナンシー・バーチ)
    マリア・ベロ(グレイス・ドーヴァー)
    テレンス・ハワード(フランクリン・バーチ)
    メリッサ・レオ(ホリー・ジョーンズ)
    ポール・ダノ(アレックス・ジョーンズ)
 公式サイト:http://prisoners.jp/
 日本公開:2014年5月3日

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ニューヨーク 冬物語 (2014年・米)

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★どうせなら冬に観たかったなぁ★


昔、音楽好き(特に洋楽系が多かったのかな?)の人の間では「ジャケ買い」なんていう言葉がありました。
自分も何回かやったことがあるんですが、「その歌手の事もどんな曲が入っているかも知らないんだけど、レコード(CD)ジャケットを見て、何となく良さそうだから」と、その場の【勘】で買っちゃう。
当然、当たりもあれば外れもあるんですが、思わぬ拾い物があるとそれが嬉しいんですよ。

今じゃ音楽もネットで買う時代で、そうするとしっかり試聴ができるので(それは勿論良い事なんだけど)ギャンブル的な楽しみ方は無くなりつつあります。
アルバム単位じゃなく気に入った1曲だけ購入とか…財布には優しいのですが「聴いているうちに好きになった」的な楽しみはできなくなっちゃいますからね。

で…なぜ映画ブログでそんな前振りかと言うと…この作品「ニューヨーク 冬物語」は自分にとっては「ジャケ買い」的な作品でした。
原作も読んだ事がなければ、あらすじも知らない、予告編を見る機会も無かったし…。
チョイスした理由は、ポスターにコリン・ファレルラッセル・クロウの名前があったから…たったそれだけの理由ですw

アキヴァ・ゴールズマン(「ビューティフル・マインド」の脚本家)の監督デビュー作です。


■あらすじ■
20世紀初頭のニューヨーク。ギャングのボス、パーリーの下で頭角を現した青年ピーター・レイク。やがてパーリーを裏切りギャング団を抜け出して追われる身に。そして不思議な白馬に窮地を救われた彼は、運命に導かれるように富豪の娘ベバリーと出会い、恋に落ちる。2人はすぐに深い愛で結ばれていく。しかし、不治の病に冒されていたベバリーは、あっという間にその短い生涯を閉じる。失意のピーターはパーリーに捕らえられ、橋の上から突き落とされてしまう。100年後の2014年のニューヨーク。そこに、記憶をなくしたピーターの姿があった。セントラルパークで少女アビーと出会った彼は、アビーの母バージニアの助けを借り、少しずつかつての記憶を取り戻していく。やがて自分が生かされていた意味を知り、与えられた使命を悟るピーターだったが…。
<allcinema>



映画を観終わったあと、各サイトのレビューを読んだのですが、なかなか酷い叩かれようですねw
原作の小説は結構長くてエピソードも多いようなので、かなり内容をはしょってるのか、その辺も不評のようで…。

ま、何の予備知識のなかった自分も、空飛ぶ馬やらウィル・スミス演じる悪役の登場シーンでは「?????」って感じでしたし(なんか勝手にもっとリアルっぽい話だと思い込んでいた事もあって)。

でも…そこはファンタジーって事でw

映画の世界観が読めてきた後にはどっぷりと物語世界に没入。結構ウルウル…(基本的にタイムトラベル物には滅法弱いので、すぐに感情移入しちゃうんですよ)。
あー、単純な性格で良かった…おかげで他の人より映画が楽しめるw

wtt03.jpg この方、初めて見る顔です


さて…不評の原因の一つにも挙げられてしまったのが、主演のコリン・ファレル
結構好きな俳優さんなんですが、「顔がファンタジー向きじゃない!」なんてレビューを読むと、まるで我が事のように悲しくなってきますw
うーん、まぁ確かにそう言われればそうなんだけど…でも唐突に現れたウィル・スミスよりは浮いてなかったけどなぁ…(あー、前回のカンバーバッチに続いてウィルファンも敵にまわしそう)

wtt02.jpg 眉毛のせい?


もう一人のお目当て、ラッセル・クロウ。こちらはしっかり役にはまってましたね。
若い頃のラッセル・クロウって個人的には結構苦手(とがった感じが)だったんですが、歳を重ねて味が出てきてからは好きになりました。

wtt04.jpg 貫録がでてきましたね


ジェニファー・コネリーもビューティフル・マインド組ですね。青春時代のアイドルが健在なのは嬉しいところです。自分と同じ1970年生まれです(どうでもいい情報ですね…)
事前には出演している事を知らなかったのでちょっとしたサプライズでした、ウィル・スミスとは違った意味で。(まだ言うかw 誤解される前に言っておくと、ウィル・スミスは嫌いじゃないですよw 今回は浮いてた…ってだけで。)

wtt05.jpg 個人的に嬉しいサプライズ


過去と現代を結ぶウィラ役のエヴァ・マリー・セイントは今年で90才ですか…。お元気です。

今回の「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ見」。
『完全予想外』という楽しさがあったので、そういう意味では個人的には満足でした。


■ニューヨーク 冬物語
 WINTER'S TALE
 2014年・アメリカ映画
 監督:アキヴァ・ゴールズマン
 出演:コリン・ファレル(ピーター・レイク)
    ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ(ベバリー・ペン)
    ジェニファー・コネリー(バージニア)
    ウィリアム・ハート(アイザック・ペン)
    エヴァ・マリー・セイント(ウィラ)
    ラッセル・クロウ(パーリー・ソームズ)
 公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/winterstale/
 日本公開:2014年5月16日

8月の家族たち (2013年・米)

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★怖いけど…なんかわかる気がする…それが怖いw★

映画の予告編を観た時「あー、きっとこんな内容なんだろうなぁ」と考えるのですが、時に良い意味で裏切られたり、悪い意味で裏切られたり…。

この作品「8月の家族たち」に関して言えば、個人的には良い意味の裏切りだったかな?
予告編ではもっとライトなコメディーかと思いきや、ヘビー級の内容でw
かなり驚いたものの、なかなか楽しませてもらいました。

トレイシー・レッツによるピューリッツァー賞&トニー賞W受賞の傑作舞台を、メリル・ストリープ他豪華キャストで映画化した作品です。


■あらすじ■
8月のある暑い日。父親が失踪したとの知らせに、滅多に顔を合わせない三姉妹がオクラホマの実家に集まる。長女のバーバラは反抗期の娘に手を焼き、夫との関係にも問題を抱えていた。自由奔放な三女カレンは怪しげな婚約者を同伴し、ひとり地元に残る次女アイビーはいまだに独身のまま。そんな娘たちを迎えた母バイオレットはガンで闘病中ながら、相変わらずの歯に衣着せぬ毒舌ぶりで、いつしか家族の間に不穏な空気が漂い始め…。
<allcinema>


うーん、豪華♪

メリル・ストリープ、 ジュリア・ロバーツ、 ユアン・マクレガー、 クリス・クーパー、 アビゲイル・ブレスリン、 ベネディクト・カンバーバッチ、 ジュリエット・ルイス、ジュリアンヌ・ニコルソン、サム・シェパード…
名前をあげたらキリがないとはこの事です。

出演料、全部で幾らかかったんだろう(笑)

aug03.jpg 超豪華な出演者。でもこんな親戚は嫌だw


薬物中毒の母親・バイオレットを演じるメリルは相変わらずの快演(怪演?)、最初からぶっ飛ばしてます。
もう身内には絶対にいて欲しくない人物w
でも(薬中じゃないけど)いるんだよなぁ…こういう親戚…(親じゃなかっただけマシですが)。

バイオレットの性格形成には、彼女の母親の冷酷さが起因している事が作中でわかるので、まぁ同情の余地はあるんですが…でもね@長山洋子(古い…)。
旦那さんがああなってしまうのもわかります…うえ~、なんか自分の親戚を見ているようで凄く嫌だ。あっ、親戚のほうの旦那さんは90歳近くで健在ですけどね…。

で、こういう母親の下で育った娘たち…特に長女のバーバラは、長女の立場もあるので、いつもカリカリした性格になっちゃう…これも物凄くわかります。

aug02.jpg 集まった三姉妹、性格のバラバラさがリアル。

このカリカリ娘を演じたのがジュリア・ロバーツ。
お得意の大口笑いも封印し、ひたすらカリカリ演じてます。ユアン・マクレガーが演じる旦那がブチ切れるのも仕方なし。
この母娘の演技バトルを見るだけでも、この映画には価値があります。迫力が凄い!

全員をあげていったらキリがないので、他の女優陣はすっ飛ばして男優陣。

aug04.jpg 芸達者なおふたり。存在感あります。

個人的にお久しぶり感のあるクリス・クーパー。相変わらず見せ場は少なめですが、相変わらず存在感満点です。
で、その息子役のベネディクト・カンバーバッチ。あちこちでよく見る顔です。こちらも相変わらずの芸達者です。どんな役でもこなすよなー。でも…俳優としては良い俳優さんだと思うんですが、なぜこの人って人気が高いのかイマイチわかりませんw (ファンの方、ごめんなさい!喧嘩売ってるわけじゃないです。あくまで個人的感想です。)
話をそらそう…えーっと…サム・シェパード、老けたよなぁ(涙)

とにかく…面白いと言えば面白いんだけど、なんだか身近な人に当てはめられるような人物が多くて、苦笑いするしかない…個人的にはそんな作品でした。

なんだっけ…「血の濃さと憎悪の濃さは比例する」みたいな言葉(なんかの小説の台詞?誰かの話で聞いた?イマイチ思い出せないけど…)を思い出しました。

人間関係って怖い(笑)


8月の家族たち
 AUGUST: OSAGE COUNTY
 2013年・アメリカ映画
 監督:ジョン・ウェルズ
 出演:メリル・ストリープ、 ジュリア・ロバーツ、 ユアン・マクレガー、 クリス・クーパー、
     アビゲイル・ブレスリン、 ベネディクト・カンバーバッチ、 ジュリエット・ルイス、
     ジュリアンヌ・ニコルソン、サム・シェパード
 公式サイト:http://august.asmik-ace.co.jp/
 日本公開:2014年4月18日

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